「まるで“アニメのあの箱”?」TVで話題になった“和箱”がドイツの国際見本市でワールドプレミア!

■ メディアでの紹介と話題性

2021年、関西テレビの情報番組『よ〜いドン!』にて、当社製品のひとつである「和映え収納BOX」が紹介され、大きな反響を呼びました。
その放送の中では、**「まるで某人気アニメに登場するキャラクターが使っていた“あの箱”のようだ」**という声が出演者から飛び出し、その後のSNS上でもにわかに話題となりました。

TV収録当日のスナップ。メイン司会者の円ひろしさんに開発中の製品説明をしている様子。

2025年5月には、ドイツで開催される国際的なインテリア展示会「interzum(インターツム)2025」にて、新仕様の「和映え収納BOX」がワールドプレミア(世界初公表)となりました。今回のモデルでは、より和空間に馴染むよう落ち着いたこげ茶色の板材を採用し、さらに、海外発送やDIYユーザーにも対応できるよう“組立式仕様”に刷新。金具の追加アレンジも可能で、暮らしの中で“自分らしい和”を演出できるプロダクトへと進化しました。

発売に向けて準備が進行中。詳細は下記フォームでメールアドレスを登録した方に優先的にお知らせしていきます。

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■ 和映え収納BOXに惹かれる、もうひとつの理由

この箱が「アニメのあの箱に似ている」と話題になったのは、ある意味で当然かもしれません。 私たちがその佇まいに惹かれるのは、単にエンターテイメントからの印象だけでなく “日本の伝統的な装飾金具”がもつ造形の力に深く関係しています。

たとえば、アニメ作品で描かれたあの箱も、よく見ると千両箱や桐箪笥のような「護(まも)るための箱」の意匠を模しています。 角を補強するための飾り金具や、堅牢な造り──そこには「大切なものを守るための強度」と「和の格式」が融合しているのです。

※江戸時代の千両箱の角飾り金具のイメージ(右)と現代の桐ダンスの装飾金具の形状(左)の共通点にご注目ください。

和映え収納BOXは、そうした伝統意匠と現代の暮らしをつなぐ**“進化のかたち”**。 デザインには、現代の住宅でも違和感なく使えるようにリメイクされた、実際の装飾金具シリーズ「オリエントシリーズ(※1)」の意匠を反映させています。

つまりこれは、“似ている”のではなく、 **伝統と現代、そしてアニメ文化までも繋げた「文化の交差点」**なのです。

■ 自分の手で完成させる、“和”の創作体験

かつて、大切なものの為に作られた、“護(まも)りの箱”。日本では昔から「ものづくりの丁寧さ」を大事にしてきました。
和映え収納BOXは、伝統的な装飾意匠をベースにしながら、 現代の感性やライフスタイルに合わせて設計されていますが、そこに
「自分で仕上げる」という工程を加えることで、 伝統的な“かたち”の創作体験を味わえます。

和映え収納BOXは、単なる「あの箱に似たDIYキット」ではなく 伝統的な装飾家具を自分の手で組み立てて楽しめる 「和映え(※2)創作体験キット」なのです。

▼どなた様でも簡単に創作体験ができます。

和映えBOX組立説明書

金具の設置場所を確認

金具を釘で固定します

部材の向きにご注意下さい

製品名:和映え収納BOX(組立式・DIY)

■概 要  :単行本 24 巻程度が入る二段式組立収納BOX。
■特 徴  :現代インテリアにマッチする和風家具
某人気アニメ”を思わせる佇まい(和のエンタメと伝統意匠)
茶褐色の落ち着いた色彩と変形の起こらない合板を使用
木目と黒い金具のコントラストが美しい
本物の金具(オリエントシリーズ)を使用(別売オプションあり)
■用 途  :和風のインテリア収納として
ディスプレイ小道具として
海外のお土産やギフトとしても注目度大

■仕 様  :DIYで楽しめる組立式の構造(組み立て説明書&動画付き:予定)
■カラー  :ナチュラルブラウン
■外 寸  :536×260×190(mm)
■内 寸  :240×220×150(mm) ※上下段とも。金物を含まず
■板 厚  :18mm

nterzum(インターツム)2025出展
ワールド・プレミアモデル
<オリエント金具品番(オプション含む)>
(上段)外角:7-17 / 中央:19-103
(下段)外角:6-17 / 中央:2-103
(正面)内角:1-36 / 側面:2-36

シンプルだからこそ際立つ存在感
和室に自然と馴染む「和映え収納BOX」

重厚感のある黒鉄金具  x  温もりある木目
Green(観葉植物など)との調和が美しい

外角:オリエント6-17 / 内角:オリエント1-36

マンガ単行本なら約24冊収納可能!

扉はインセット仕様

“この製品の続きが気になる方へ──”
今すぐチェック!話題沸騰の秘密を公開!

和映え収納BOXは現在、世界各地での反響を受けて、正式な販売・プロジェクト始動に向けた準備を進めています。その最新情報を、もっとも早くお届けするために、 **メール登録による「先行案内リスト」**を開設しました。

「販売開始はいつ?」

「価格は?」

「どこで買える?」

「海外発送は?」

「法人取扱は可能?」

──そのすべての続報を、最優先でお知らせします。

【登録で届く内容(予定)】

個人の方へ:

  • 正式販売のご案内(価格・開始時期)
  • 組み立てマニュアルや金具の取付ガイド
  • ご自宅用・プレゼント用の注文手順

法人の方へ:

  • 卸販売価格・ロット情報のご相談
  • 海外向け発送対応、販促資料のご提供
  • パートナー提携(共同販売・製造協力など)に関するご案内

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※また、迷惑メールフォルダに振り分けられる可能性がありますので、「@bidoor.co.jp」ドメインを受信許可設定いただくと確実です。

■ よくあるご質問と設計の背景

  • なぜ「組立式」なの? →

国内外への発送や長期保管による湿度変形を防ぐため、構造的に特殊合板の組立式(DIY方式)となっています。
また、私たちの提唱する「和映え(※2)」のクリエイティビティを広く体感していただくための理由もあります。和映えに関する詳細は別紙の「和映え読本」をご覧ください。

  • ホームセンターの素材では作れないの? →

    和映え収納BOXは「インセット扉構造(※3)」によって、千両箱風の意匠を成立させています。
    インセット扉構造は角飾り金具や三角金具を四方に配置可能ですが、高精度な丁番設置と前面から見える木口(断面)を美しく仕上げる必要があります。 この木口を包むために特殊シートで全面化粧加工が施されており、 一般的なホームセンターの素材や加工技術では再現が困難です。

    つまりこのBOXは、“DIYで楽しめる本格仕上げ”が味わえる特別仕様。ホームセンターの素材では実現できない、“職人仕立ての和”を手元で体験できます。

  • 天然木で自作することはできますか? →

天然木での製作も理論上は可能ですが、DIYで再現するにはいくつかの理由から高い難易度とコストが伴います。 「オリエントシリーズ金具」の規格上、木材には18mm程度の厚みが必要です。焦茶系の一般流通している無垢材は高級木(ウォルナットやチェリー、アフリカンマホガニーなど)となり、この厚みを確保すると、材料費が特に高額になります。また、無垢材は湿度による反りや収縮といった変形リスクがあるため、精度の求められる構造には向き不向きがあります。

本製品のような見た目を再現するには、扉を本体内部にぴったり収める**「インセット構造(※3)」にした上で、扉の四隅にも本体の四隅と同様に金具を取り付ける必要**があります。 しかし、インセット構造は寸法精度が非常に重要であり、一般的なL型蝶番などでは取り付け後の調整ができないため、扉の取り付けには相応の技術と試行錯誤が必要です。

本製品ではこれらの課題を踏まえ、反りに強い合板と、微調整が可能なスライド蝶番を採用。 DIY初心者でも安定して組み立てられ、見た目と使いやすさのバランスがとれた仕上がりになります。

  • 金具付き? →

本体にオリエント金具セットと釘が付いています(「オリエント金物(※1:別売り)」を追加でご購入いただけます)。

  • 工具は必要? →

キリ、ラジオペンチ、プラスドライバー(丁番取付調整用)、ゴム槌(または木槌)があると便利です(設置時に、塗装された釘頭の摩耗防止とケガ防止の為、金槌は非推奨)。

■ 法人・事業者の方へ:

新たな流通・販売など、法人パートナーを募集しています。和映え収納BOXは、国内外のDIY市場・ギフト市場・インバウンド需要への新しい提案として、現在さらなる展開を計画中です。現在は自社内での限定生産ですが、より多くの方にお届けするために、木工製造・流通・販売チャネルをお持ちのパートナー様を広く募集しています。

この製品には、当社が長年蓄積してきた「装飾金具」や「家具部材」の設計・金型・生産ノウハウが活かされており、木部構造と装飾金具の両方を成立させる“設計と意匠の統合”が必要です。販路連携、OEM展開、量産体制の共同構築など、幅広い形でのパートナーシップを歓迎しております。

まずはメール登録フォームより、「法人」の種別をご確認の上、ご連絡ください。後日、詳細資料をご案内いたします。

※1【オリエントシリーズ】
1985年発売の装飾金物シリーズで和のアクセントとして選ばれ続けてきたロングセラー。業界展示会等への出品を経て、全国の家具家具メーカー、リフォーム事業者、さらにはDIY愛好家まで、幅広い支持を受け続けてきました。桐箪笥(きりだんす)用に製造されたこの製品は、旧来の装飾金物のように真鍮や銅といった素材を使うのではなく、鉄製を採用。 鉄は成形性に優れ、強度もあり、コストパフォーマンスにも優れた素材です。 また、仕上げには艶を抑えた焼付塗装を施し、金属でありながらも落ち着いた風合いを実現。 光を反射しすぎないマットな質感は、現代のインテリアとも自然に調和します。

※2【和映え】
インテリア業界において、「洋室に和を灯す」ことをテーマに、株式会社ビドーが2021年4月に提唱した考え方。家具や建具、収納などのインテリアに、和風の装飾を部分的に取り入れることで美しく映える状態、あるいはその行為を意味します。単なる和風小物のディスプレイや、和柄の色使いによるアクセントとは異なり、和映えは、空間に美意識を添える“設(しつら)え”──つまり、暮らしの中に“意図をもった和”を組み込む提案です。詳細は「和映え読本(弊社直販サイト「ビドーパル」の無料会員登録者様に会員特典として配布)をご覧ください。

「和映え読本」会員登録者に無料配布される電子書籍(全32ページ)

※3【インセット扉構造】
扉が本体の内側にぴったりとはまり込む構造。外観上、扉の縁が目立たず、四隅に装飾金具を配置する千両箱風の意匠に適しています。丁番位置や木口の仕上げに高い精度が求められるため、一般的なDIY素材では再現が難しい構造です。

【会社概要】

会社名: 株式会社ビドー

所在地: 大阪市東成区大今里西1丁目25-4

代表者: 代表取締役 長野孝豊

事業内容: 建築金物・家具金物の製造・販売

公式HP: https://www.bidoor.co.jp/

直販サイト: 住空間資材専門のビジネス通販 ビドーパル https://www.bidoorpal.com/

【お問い合わせ先】

株式会社ビドー(担当:石川 智之)

TEL:06-6972-3824(代表)

E-mail:campaign@bidoor.co.jp