12mm襖
- マンション、集合住宅の和室の押し入れや間仕切りに多く普及されている襖(ふすま)。
- 量産襖(りょうさんふすま)と呼ばれることもある。
- ふすま引手の設置方法は主に芯材(ダンボール・ハニカム・スチロール材など)に直接穴を明け、接着剤止(ハメ込み方式もあり)
樹脂製のコーナー材が使われていることが多く、芯材(本体)をくわえ込んでいるような構造になっている。
【見分け方】
以下いくつかのヒントから見分けるようにしてください。
- 樹脂(プラスティック)製のコーナー部品が使われているかどうか?
- 襖本体の材質が、ダンボール(紙質)、ハニカムコア(紙質)、スチロール(樹脂質)材かどうか?
- 上部から見て襖フチが芯材にくわえ込まれているかどうか?
- 本体材質と襖フチのスキマが約4mm(3.75mm)程度かどうか?
16mm襖
- 戸建住宅や高級マンションなどの和室の押し入れや間仕切りに多く普及されている襖(ふすま)。従来型襖(じゅうらいがたふすま)や本襖(ほんぶすま)と呼ばれることもある。
- 芯材に木製骨地またはチップ芯骨地を使用した襖で本格的な襖と同じ構造。
- ふすま引手の設置方法は主に釘止め(木製の「引手板」の穴に釘で設置)接着剤止め、ハメ込み方式もある
コーナー材などは使われず、木製のフチ同士を組み合わせて(写真のように「かしめ合わせ」られて)いることが多い。また、襖の上部に釘などで固定される仕様もある。
【見分け方】
以下いくつかのヒントから見分けるようにしてください。
- 上部から見て、木製の襖フチ同士が、組み合わせ(かしめ合わせ)られて設置されているかどうか?
- ふすまフチと芯材(本体)が釘等で内部的に「かしめて(食い込んで)」設置されているかどうか?
- 本体材質と襖フチのスキマが約2mm(1.75mm)程度かどうか。
戸襖
- 和室側に襖紙を貼り、洋室側は木材やクロスなどを貼って裏表の雰囲気を変更できる引戸(戸襖:とぶすま)。
- 間仕切り襖(まじきりふすま)と呼ばれることもある。マンション・戸建住宅共に部屋と部屋の区切り(間仕切り)として多く普及されている。
- ふすま引手の設置方法は主に釘止め(木製の「引手板」の穴に釘で設置)。接着剤止めもあり。
ベニヤ材などを使った引き戸で表面に凹凸のないものや襖紙ではなくクロスを貼ったもの、下部に戸車が設置されているものまで多種多様。一般的な襖に比べて厚みが分厚いことが多い(厚み:19~36mm程度)。また、リビング側にはふすま引手ではなく、大きな洋風引手が設置されていることもある。
【見分け方】
洋間側と和室側の間仕切り戸で、クロス地とふすま紙のように和風・洋風の区別がつくかどうか。
ふすまの引手穴確認
一般的にふすま引手は、ふすま本体に開いている「穴」(「引手穴」とも呼ばれる)に設置しますが、ふすま引手を新しく設置する際には、現状の穴と適合する商品を選ぶ必要があります。つまり、同じ穴形状の引手でないと「引手穴」にうまく設置できないのです。
⓶裏寸とツバ下
穴サイズと引手裏面サイズ(引手穴に入る部位)を確認しましょう。引手裏面の部位には名称があり、一般的に「裏寸」は引手穴のサイズ(直径など)との確認ポイントとなり、「ツバ下」は引手穴の深さとの確認ポイントとなります。
◆引手穴サイズの微調整テクニック
たとえ形状が同じでも、サイズが微妙に合わないことがあります。例えば、ふすま側についている引手穴が引手裏サイズより少し小さい場合など…。その際は緩衝材(かんしょうざい/クッション)を自作して引手の設置を行います。その際のポイントは取り付けた引手がふすま設置後に剥がれ落ちてしまわないよう、接着剤や釘などでしっかりと固定することです。
クッション設置
自作の緩衝材(かんしょうざい/クッション)は原料が「紙材」のものが扱いやすいとされています(※1)。「紙材」は巻き付けて厚みを調整することができる上、クッション性もあり、接着剤でふすまと一体化しやすいことがその理由です。また、もし引手が釘止め製品でも、釘で紙製の緩衝材(かんしょうざい/クッション)を貫通させることで、引手穴に引手をしっかりと設置することもできます。
紙巻材を使う
プロ伝授の現代的な方法は紙巻材(梱包材)の使用です。紙巻材は円形をしているので引手穴に合うものを探すことができれば、引手穴の厚みに合わせてカットするだけなので自作が簡単です(※2)。同時に複数個の引手交換を検討しているなら、おススメ。ポイントは引手の裏面ではなく、まずは襖側(穴側)に緩衝材を取り付けること(上記イラスト①→②の順番)。②→①の順番(先に引手と緩衝材の接着)だと、設置がうまく行かないことがあります。
【引手の選び方】
現状の引手穴と適合する商品を選択しましょう。
ふすまの設置痕確認
ふすま引手をふすまから取り外した時、使用していた「設置痕(跡)」がふすまの表面(引手穴の周囲)に付いてしまっている場合があります。せっかく部品交換リフォームするのに、ふすまに設置痕が残ってしまっては台無しなので注意しましょう。
外側(フチ)幅の広い形状の引手を選ぶと設置痕が隠れることもあります。設置痕や汚れがどうしても気になる場合は、引手交換だけではなく、ふすま紙の張り替えを検討すると良いでしょう。
【引手の選び方】
ふすまの表面に、使用していた引手の「設置痕(跡)」が付いてしまっている場合、引手設置後に設置痕が目立たないよう、外側(フチ)幅の広い形状の引手を選択しましょう。
ふすまの厚み確認
ふすまには厚みがあり、その厚みや使用用途・部品の取り付け方等によって引手の「ツバ下」サイズ(ふすま側では「引手穴」の深さ)が現状仕様と合わず、設置できないことがあります。部品選びの際、ふすまの厚み確認は大事なポイントとなります。再度、引手部位の名称を参照しながら、ふすまの厚みを確認していきましょう。
12mm芯材襖
※16mm芯材ふすまの押し入れ、間仕切り(引手穴が別位置)の2つの場合は、ふすまの厚みに余裕がある為、ツバ下サイズが7~15mm程度までの引手でも設置可能です(12mm芯材襖の上記図面参照)。
【引手の選び方】
用途に合わせて、ふすまの厚みに合った「ツバ下」サイズの商品を選択しましょう。
ふすまのスキマ確認
ふすまの設置状況によっても選ぶ引手が異なってきます。ここでは引手と「スキマ(引違い時のクリアランス)」の関係について説明します。まず、引手(金物)がふすまに設置された状態で、表面より手前に出ている箇所の名称を「表厚/ひょうあつ(※3)」と呼びます。
一般的にふすまによく使われる木製引手の表厚(ひょうあつ)は2mm以上。2mm以下では、木材の強度が保てない(製造過程で破損する)ことが理由です(金属製や樹脂製の場合は2mm以下のものもあります)。
【引手の選び方】
ふすまとふすまのスキマ(引違いのクリアランス)が狭い場合(目安として4mm以下)、引手の表厚が2mm以下程度になる引手を選択しましょう(木製引手の場合は表厚が2mm以下の商品は少なく、金属製や樹脂製を検討するようにしてください)。
重要ポイント
①「ヘラ」を使う
ふすま引手を上手く取り外すには、引手とふすまの間に「ヘラ」などの平らで先の尖った道具を差し込むと取り出しやすくなります。引手の設置方法によってヘラを使うタイミングが違いますので注意しましょう。
⓶取り扱いは丁寧に
引手を取り替える場合、丁寧に扱わないとふすま本体(特にふすま表面や引手穴周辺)に傷を付けてしまう場合があります。引手が新しくなっても、ふすま本体が綺麗でなければ本末転倒となるので、気を付けましょう。
ふすま引手選定 3つの特徴
BIDOOR(ビドー)はふすま引手の老舗メーカー(創業100年を超える社歴)です。BIDOOR(ビドー)製のふすま引手には選定に役立つ、以下の3つの無料サービスがあります。
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多くの業界初製品
BIDOOR(ビドー)ではプロ向けにふすま引手を製造していますが、老舗(しにせ)の名に似合わず、業界初のふすま引手製品やプロジェクトを数多く作っています。
フレルテ
清潔感を重視する世代の為の
世界標準技術認証シリーズ
焼杉
伝統工芸と特許製法で実現した凹凸加工の最高級木製シリーズ
だんだら
かわいく、上品なシルエットで
新世代の和を灯す実用新案
ワトモス
「和」の技術と精神を
住空間に残す為の事業
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住空間に残す為の事業
コンテンツ活用
BIDOOR(ビドー)は和風インテリア分野で、WebやSNSを通じて様々なコンテンツ活用を行っています。
Web販売
自社開発のWebダイレクトショップだけでなく、アマゾン、楽天市場、ヤフー、モノタロウなど、2023年春時点の主要な建築金物通販サイトで製品を販売。マーケティングデータを製品開発に活かしています。
マンガ連載
BIDOOR(ビドー)抗ウイルスシリーズFlerute(フレルテ)の販促活動の一環として、コロナ禍・室内ウイルス対策のオリジナル4コマ漫画「りのべの夢夫くん」をWebとSNSで連載。Webメディアで話題となりました。
和映え
手軽に室内に和を灯す「和映えセット」のWeb販促活動の一環として、某アニメヒロインの箱を模した「和映え収納 BOX」が抽選で当たる「和映えプロジェクト」を実施。同時に民法テレビで話題となりました。
製作動画
1500年の歴史ある霊山の御神木を切り出して、ふすま引手を製作するプロジェクトを曹洞宗岩屋寺(がんおくじ:福島県の寺院)と共同で実施。製作過程の動画制作を行い、Youtubeで公開しています。
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ふすま引手購入 3つのメリット
ビドーパルでふすま引手を購入する場合の便利な特徴は以下の通りです。
品揃えが豊富
ビドー公式カタログの全商品が購入できます。また、ふすま引手に特化した検索軸(12mm両面可、引手の止め方、引手形状など)があるため、プロ・アマ問わず、必要な製品が探し安いのが特徴です。
無料登録がお得
大手通販サイトでの販売には出店手数料が必要ですが、直販サイトは出展料がない分、お客様還元しているので価格が安い。無料登録するだけですぐに購入開始可能。登録後に必要メールのみの受信設定や退会も簡単。
万全のセキュリティ
世界標準のSSLとHTTPSサーバにより暗号化通信での全面運用。つまり、登録やWebの利用が原因の迷惑メールはありません。またログイン後のお客様だけの価格表示やクラス別セールで、プロも納得のセキュリティ。
大型アップデート
ビドーパルは、自社でシステム開発・運営を行っているWebサイトです。お陰様で新規会員数も増加し、各方面からの改善要望もあることから、2023年春に大型アップデートを行い「一般の方も利用できる建築金物専門のビジネス卸サイト」へ生まれ変わることとなりました。
…とは言うものの、ご利用は無料で始められますし、プロだけでなくアマチュアの方でも、もちろんご利用可能です。また、今登録(無料)しても、リニューアル後にもご利用サービスは引き継がれますのでご安心を…。
具体的な変更の概要は以下の通り。
クラスサービス
今までのランク価格ではなく、さらにお得な特典の多い「クラスサービス」に変更されます。注文数量による単価変更(ボリュームディスカウント:VD)で、さらにお得。
幅広い決済方法
各種カード支払だけでなく、月1回の後払い決済「Paid(ペイド)」を導入。決済セキュリティはさらに強くなり、便利さ、使い安さも格段に向上します。
特別オファー
お客様の事情に合わせたオファー(取引条件)をもとに見積書作成したり、クラスサービスの価格より安く購入するためのご相談が、各ページから簡単にできます。もちろんセールも!
ふすま引手を買うなら
ビドー引手 直販サイト「ビドーパル」
直販サイトだから大手通販サイトよりも安い。ふすま引手だけでなく、プロ・アマ問わず約5000名の会員様に建築金物を毎日販売しています。