「ふすま引手交換」知っておくべきノウハウ集

~D.I.Y.(日曜大工)派なら必見‼ 失敗しないふすま引手の選び方~

和室のふすま引手(部品)の交換方法は動画投稿サイトやネット検索をすれば沢山の事例が見つかります。しかし、実際に購入したふすま引手を設置で失敗したことがある方も多いのではないでしょうか?せっかく気に入った商品を選んだのにうまく収まらない…。商品の選び方が悪かった?施工方法が悪かった?工具やノウハウが無かったから?…一体どうしたらうまく収まるのでしょうか?

ここでは和室のふすま引手で、設置の際の注意ポイントや施工方法に伴なう商品の選び方などを考察していきます。商品を上手に選んで、キッチリ収めることを目指していきましょう。

①.ふすまの種類

D.I.Y.(日曜大工)でふすま引手の交換を行う場合、施工難易度や知識、必用工具、技術習得...など、知らないこと、分からないことが沢山ありますよね。そこでまずは、ふすまの代表的な3タイプの特長とその見分け方の概要を説明します。皆さんのD.I.Y.目標の参考にしてください。

12mm襖

  • マンション、集合住宅の和室の押し入れや間仕切りに多く普及されている襖(ふすま)。
  • 量産襖(りょうさんふすま)と呼ばれることもある。
  • ふすま引手の設置方法は主に芯材(ダンボール・ハニカム・スチロール材など)に直接穴を明け、接着剤止(ハメ込み方式もあり)
角にあるコーナー材
フチを引く抜くと外れるタイプ
コーナー材が縦横にハメ込まれている

樹脂製のコーナー材が使われていることが多く、芯材(本体)をくわえ込んでいるような構造になっている。

【見分け方】

以下いくつかのヒントから見分けるようにしてください。

  • 樹脂(プラスティック)製のコーナー部品が使われているかどうか?
  • 襖本体の材質が、ダンボール(紙質)、ハニカムコア(紙質)、スチロール(樹脂質)材かどうか?
  • 上部から見て襖フチが芯材にくわえ込まれているかどうか
  • 本体材質と襖フチのスキマが約4mm(3.75mm)程度かどうか?

16mm襖

  • 戸建住宅や高級マンションなどの和室の押し入れや間仕切りに多く普及されている襖(ふすま)。従来型襖(じゅうらいがたふすま)や本襖(ほんぶすま)と呼ばれることもある。
  • 芯材に木製骨地またはチップ芯骨地を使用した襖で本格的な襖と同じ構造。
  • ふすま引手の設置方法は主に釘止め(木製の「引手板」の穴に釘で設置)接着剤止め、ハメ込み方式もある
角を見ると「かしめ合わせ」られている
形状は様々なタイプがある
釘でフチと芯材(内部材)を止めている構造もある

コーナー材などは使われず、木製のフチ同士を組み合わせて(写真のように「かしめ合わせ」られて)いることが多い。また、襖の上部に釘などで固定される仕様もある。

【見分け方】

以下いくつかのヒントから見分けるようにしてください。

  • 上部から見て、木製の襖フチ同士が、組み合わせ(かしめ合わせ)られて設置されているかどうか?
  • ふすまフチと芯材(本体)が釘等で内部的に「かしめて(食い込んで)」設置されているかどうか?
  • 本体材質と襖フチのスキマが約2mm(1.75mm)程度かどうか。

戸襖

  • 和室側に襖紙を貼り、洋室側は木材やクロスなどを貼って裏表の雰囲気を変更できる引戸(戸襖:とぶすま)。
  • 間仕切り襖(まじきりふすま)と呼ばれることもある。マンション・戸建住宅共に部屋と部屋の区切り(間仕切り)として多く普及されている。
  • ふすま引手の設置方法は主に釘止め(木製の「引手板」の穴に釘で設置)。接着剤止めもあり。
様々な形状がある
底に戸車が付いたタイプ
裏面が洋室仕様になっているタイプ

ベニヤ材などを使った引き戸で表面に凹凸のないものや襖紙ではなくクロスを貼ったもの、下部に戸車が設置されているものまで多種多様。一般的な襖に比べて厚みが分厚いことが多い(厚み:19~36mm程度)。また、リビング側にはふすま引手ではなく、大きな洋風引手が設置されていることもある。

【見分け方】

洋間側と和室側の間仕切り戸で、クロス地とふすま紙のように和風・洋風の区別がつくかどうか。

12mm襖

  • マンション、集合住宅の和室の押し入れや間仕切りに多く普及されている襖(ふすま)。
  • 量産襖(りょうさんふすま)と呼ばれることもある。
  • ふすま引手の設置方法は主に芯材(ダンボール・ハニカム・スチロール材など)に直接穴を明け、接着剤止(ハメ込み方式もあり)
角にあるコーナー材
フチを引く抜くと外れるタイプ
コーナー材が縦横にハメ込まれている

樹脂製のコーナー材が使われていることが多く、芯材(本体)をくわえ込んでいるような構造になっている。

【見分け方】

以下いくつかのヒントから見分けるようにしてください。

  • 樹脂(プラスティック)製のコーナー部品が使われているかどうか?
  • 襖本体の材質が、ダンボール(紙質)、ハニカムコア(紙質)、スチロール(樹脂質)材かどうか?
  • 上部から見て襖フチが芯材にくわえ込まれているかどうか
  • 本体材質と襖フチのスキマが約4mm(3.75mm)程度かどうか?
  • 戸建住宅や高級マンションなどの和室の押し入れや間仕切りに多く普及されている襖(ふすま)。従来型襖(じゅうらいがたふすま)や本襖(ほんぶすま)と呼ばれることもある。
  • 芯材に木製骨地またはチップ芯骨地を使用した襖で本格的な襖と同じ構造。
  • ふすま引手の設置方法は主に釘止め(木製の「引手板」の穴に釘で設置)接着剤止め、ハメ込み方式もある
角を見ると「かしめ合わせ」られている
形状は様々なタイプがある
釘でフチと芯材(内部材)を止めている構造もある

コーナー材などは使われず、木製のフチ同士を組み合わせて(写真のように「かしめ合わせ」られて)いることが多い。また、襖の上部に釘などで固定される仕様もある。

【見分け方】

以下いくつかのヒントから見分けるようにしてください。

  • 上部から見て、木製の襖フチ同士が、組み合わせ(かしめ合わせ)られて設置されているかどうか?
  • ふすまフチと芯材(本体)が釘等で内部的に「かしめて(食い込んで)」設置されているかどうか?
  • 本体材質と襖フチのスキマが約2mm(1.75mm)程度かどうか。
  • 和室側に襖紙を貼り、洋室側は木材やクロスなどを貼って裏表の雰囲気を変更できる引戸(戸襖:とぶすま)。
  • 間仕切り襖(まじきりふすま)と呼ばれることもある。マンション・戸建住宅共に部屋と部屋の区切り(間仕切り)として多く普及されている。
  • ふすま引手の設置方法は主に釘止め(木製の「引手板」の穴に釘で設置)。接着剤止めもあり。
様々な形状がある
底に戸車が付いたタイプ
裏面が洋室仕様になっているタイプ

ベニヤ材などを使った引き戸で表面に凹凸のないものや襖紙ではなくクロスを貼ったもの、下部に戸車が設置されているものまで多種多様。一般的な襖に比べて厚みが分厚いことが多い(厚み:19~36mm程度)。また、リビング側にはふすま引手ではなく、大きな洋風引手が設置されていることもある。

【見分け方】

洋間側と和室側の間仕切り戸で、クロス地とふすま紙のように和風・洋風の区別がつくかどうか。

⓶.引手の選び方

室内やふすまのイメージと引手のカラー、質感などを合わすのが一般的です。例えば、ふすま引手とふすま縁(フチ)の色や上紙の色に合わせるなど…。でも、実はそれだけでは不十分なのです。ここでは、引手をどうやって選べばうまくふすまに収まるようになるか、いくつかのポイントから解説していきます。

ふすまの引手穴確認

Check the Hikite-Hole size and shape

一般的にふすま引手は、ふすま本体に開いている「穴」(「引手穴」とも呼ばれる)に設置しますが、ふすま引手を新しく設置する際には、現状の穴と適合する商品を選ぶ必要があります。つまり、同じ穴形状の引手でないと「引手穴」にうまく設置できないのです。

①穴サイズ

多く流通している「丸形ふすま引手の裏寸(サイズ)」には以下の3種類があります。

  • 二寸(約60mm):全国に分布
  • 寸八(約55mm):関東地域などに分布
  • 寸六(約50mm):全国に分布

⓶裏寸とツバ下

穴サイズと引手裏面サイズ(引手穴に入る部位)を確認しましょう。引手裏面の部位には名称があり、一般的に「裏寸」は引手穴のサイズ(直径など)との確認ポイントとなり、「ツバ下」は引手穴の深さとの確認ポイントとなります。

◆引手穴サイズの微調整テクニック

たとえ形状が同じでも、サイズが微妙に合わないことがあります。例えば、ふすま側についている引手穴が引手裏サイズより少し小さい場合など…。その際は緩衝材(かんしょうざい/クッション)を自作して引手の設置を行います。その際のポイントは取り付けた引手がふすま設置後に剥がれ落ちてしまわないよう、接着剤や釘などでしっかりと固定することです。

和紙製の市販テープを使ってクッションを自作。テープの巻き付け量により厚み調整。

クッション設置

自作の緩衝材(かんしょうざい/クッション)は原料が「紙材」のものが扱いやすいとされています(※1)。「紙材」は巻き付けて厚みを調整することができる上、クッション性もあり、接着剤でふすまと一体化しやすいことがその理由です。また、もし引手が釘止め製品でも、釘で紙製の緩衝材(かんしょうざい/クッション)を貫通させることで、引手穴に引手をしっかりと設置することもできます。

紙巻材を使う

プロ伝授の現代的な方法は紙巻材(梱包材)の使用です。紙巻材は円形をしているので引手穴に合うものを探すことができれば、引手穴の厚みに合わせてカットするだけなので自作が簡単です(※2)。同時に複数個の引手交換を検討しているなら、おススメ。ポイントは引手の裏面ではなく、まずは襖側(穴側)に緩衝材を取り付けること(上記イラスト①→②の順番)。②→①の順番(先に引手と緩衝材の接着)だと、設置がうまく行かないことがあります。

【引手の選び方】

現状の引手穴と適合する商品を選択しましょう。

ふすまの設置痕確認

Check the installation marks of the Fusuma

ふすま引手をふすまから取り外した時、使用していた「設置痕(跡)」がふすまの表面(引手穴の周囲)に付いてしまっている場合があります。せっかく部品交換リフォームするのに、ふすまに設置痕が残ってしまっては台無しなので注意しましょう。

ふすま表面が陽に焼けて変色している様子。引手を取り外すと色の差がよくわかる。

外側(フチ)幅の広い形状の引手を選ぶと設置痕が隠れることもあります。設置痕や汚れがどうしても気になる場合は、引手交換だけではなく、ふすま紙の張り替えを検討すると良いでしょう。

【引手の選び方】

ふすまの表面に、使用していた引手の「設置痕(跡)」が付いてしまっている場合、引手設置後に設置痕が目立たないよう、外側(フチ)幅の広い形状の引手を選択しましょう。

ふすまの厚み確認

Check the thickness of the Fusuma

ふすまには厚みがあり、その厚みや使用用途・部品の取り付け方等によって引手の「ツバ下」サイズ(ふすま側では「引手穴」の深さ)が現状仕様と合わず、設置できないことがあります。部品選びの際、ふすまの厚み確認は大事なポイントとなります。再度、引手部位の名称を参照しながら、ふすまの厚みを確認していきましょう。

12mm芯材襖

◆押し入れの場合
お押し入れやモノイレの場合(図参照:押し入れ側に引手が付かない仕様:部屋側のみに引手が付く仕様)、引手のツバ下サイズとふすまの厚みには余裕が生まれます。しかし、ふすまの厚みを考慮すると、引手穴の「深さ」は12mm以下にする必要はありますので、余裕を持たせツバ下サイズ:7mm~10mm程度ものを選ぶと良いでしょう。

◆和洋間仕切りの場合
和洋間仕切りふすまでは、引手穴が両面同じ場所に開いているケースが良くあります。その場合は和室側(図では木製)引手の「ツバ下」サイズが6mm以内(両面では12mm以内)の商品を選択しないと、洋室側の引手「ツバ下」サイズと干渉し、引手が上手く治まりません。

◆間仕切り(引手穴が別位置)の場合
和室側と洋室側のふすま引手の位置がずれて設置されている場合は裏面にふすま引手が設置されません。しかし、引手穴の「深さ」は12mm以下にする必要はありますので、余裕を持たせツバ下サイズ:7mm~10mm程度ものを選ぶと良いでしょう。

16mm芯材襖(和洋間仕切)

16mm芯材の場合、引手の「ツバ下」サイズが8mm程度まで余裕があります。念のため、ふすま引手の両面の「ツバ下」サイズと芯材の厚みを確認し、少し余裕を持たせて、ツバ下サイズは7.5mm程度のものを選ぶと良いでしょう。

※16mm芯材ふすまの押し入れ、間仕切り(引手穴が別位置)の2つの場合は、ふすまの厚みに余裕がある為、ツバ下サイズが7~15mm程度までの引手でも設置可能です(12mm芯材襖の上記図面参照)。

【引手の選び方】

用途に合わせて、ふすまの厚みに合った「ツバ下」サイズの商品を選択しましょう。

ふすまのスキマ確認

Check the clearance between the Fusuma

ふすまの設置状況によっても選ぶ引手が異なってきます。ここでは引手と「スキマ(引違い時のクリアランス)」の関係について説明します。まず、引手(金物)がふすまに設置された状態で、表面より手前に出ている箇所の名称を「表厚/ひょうあつ(※3)」と呼びます。

一般的にふすまによく使われる木製引手の表厚(ひょうあつ)は2mm以上。2mm以下では、木材の強度が保てない(製造過程で破損する)ことが理由です(金属製や樹脂製の場合は2mm以下のものもあります)。

この引手の表厚(ひょうあつ)に関係するのがふすまとふすまの「スキマ(引違いのクリアランス/イラスト内の黄色のスペース)」。開閉時のスキマが4mm以下と狭い場合、引手の表厚(ひょうあつ)がふすまの縁(フチ)に衝突し、特に木製引手の場合、引手本体が破損する可能性があります。

【引手の選び方】

ふすまとふすまのスキマ(引違いのクリアランス)が狭い場合(目安として4mm以下)、引手の表厚が2mm以下程度になる引手を選択しましょう(木製引手の場合は表厚が2mm以下の商品は少なく、金属製や樹脂製を検討するようにしてください)。

ふすまの引手穴確認

Check the Hikite-Hole size and shape

一般的にふすま引手は、ふすま本体に開いている「穴」(「引手穴」とも呼ばれる)に設置しますが、ふすま引手を新しく設置する際には、現状の穴と適合する商品を選ぶ必要があります。つまり、同じ穴形状の引手でないと「引手穴」にうまく設置できないのです。

①穴サイズ

多く流通している「丸形ふすま引手の裏寸(サイズ)」には以下の3種類があります。

  • 二寸(約60mm):全国に分布
  • 寸八(約55mm):関東地域などに分布
  • 寸六(約50mm):全国に分布

⓶裏寸とツバ下

穴サイズと引手裏面サイズ(引手穴に入る部位)を確認しましょう。引手裏面の部位には名称があり、一般的に「裏寸」は引手穴のサイズ(直径など)との確認ポイントとなり、「ツバ下」は引手穴の深さとの確認ポイントとなります。

◆引手穴サイズの微調整テクニック

たとえ形状が同じでも、サイズが微妙に合わないことがあります。例えば、ふすま側についている引手穴が引手裏サイズより少し小さい場合など…。その際は緩衝材(かんしょうざい/クッション)を自作して引手の設置を行います。その際のポイントは取り付けた引手がふすま設置後に剥がれ落ちてしまわないよう、接着剤や釘などでしっかりと固定することです。

和紙製の市販テープを使ってクッションを自作。テープの巻き付け量により厚み調整。

クッション設置

自作の緩衝材(かんしょうざい/クッション)は原料が「紙材」のものが扱いやすいとされています(※1)。「紙材」は巻き付けて厚みを調整することができる上、クッション性もあり、接着剤でふすまと一体化しやすいことがその理由です。また、もし引手が釘止め製品でも、釘で紙製の緩衝材(かんしょうざい/クッション)を貫通させることで、引手穴に引手をしっかりと設置することもできます。

紙巻材を使う

プロ伝授の現代的な方法は紙巻材(梱包材)の使用です。紙巻材は円形をしているので引手穴に合うものを探すことができれば、引手穴の厚みに合わせてカットするだけなので自作が簡単です(※2)。同時に複数個の引手交換を検討しているなら、おススメ。ポイントは引手の裏面ではなく、まずは襖側(穴側)に緩衝材を取り付けること(上記イラスト①→②の順番)。②→①の順番(先に引手と緩衝材の接着)だと、設置がうまく行かないことがあります。

【引手の選び方】

現状の引手穴と適合する商品を選択しましょう。

ふすまの設置痕確認

Check the installation marks of the Fusuma

ふすま引手をふすまから取り外した時、使用していた「設置痕(跡)」がふすまの表面(引手穴の周囲)に付いてしまっている場合があります。せっかく部品交換リフォームするのに、ふすまに設置痕が残ってしまっては台無しなので注意しましょう。

ふすま表面が陽に焼けて変色している様子。引手を取り外すと色の差がよくわかる。

外側(フチ)幅の広い形状の引手を選ぶと設置痕が隠れることもあります。設置痕や汚れがどうしても気になる場合は、引手交換だけではなく、ふすま紙の張り替えを検討すると良いでしょう。

【引手の選び方】

ふすまの表面に、使用していた引手の「設置痕(跡)」が付いてしまっている場合、引手設置後に設置痕が目立たないよう、外側(フチ)幅の広い形状の引手を選択しましょう。

ふすまの厚み確認

Check the thickness of the Fusuma

ふすまには厚みがあり、その厚みや使用用途・部品の取り付け方等によって引手の「ツバ下」サイズ(ふすま側では「引手穴」の深さ)が現状仕様と合わず、設置できないことがあります。部品選びの際、ふすまの厚み確認は大事なポイントとなります。再度、引手部位の名称を参照しながら、ふすまの厚みを確認していきましょう。

12mm芯材襖

◆押し入れの場合
お押し入れやモノイレの場合(図参照:押し入れ側に引手が付かない仕様:部屋側のみに引手が付く仕様)、引手のツバ下サイズとふすまの厚みには余裕が生まれます。しかし、ふすまの厚みを考慮すると、引手穴の「深さ」は12mm以下にする必要はありますので、余裕を持たせツバ下サイズ:7mm~10mm程度ものを選ぶと良いでしょう。

◆和洋間仕切りの場合
和洋間仕切りふすまでは、引手穴が両面同じ場所に開いているケースが良くあります。その場合は和室側(図では木製)引手の「ツバ下」サイズが6mm以内(両面では12mm以内)の商品を選択しないと、洋室側の引手「ツバ下」サイズと干渉し、引手が上手く治まりません。

◆間仕切り(引手穴が別位置)の場合
和室側と洋室側のふすま引手の位置がずれて設置されている場合は裏面にふすま引手が設置されません。しかし、引手穴の「深さ」は12mm以下にする必要はありますので、余裕を持たせツバ下サイズ:7mm~10mm程度ものを選ぶと良いでしょう。

16mm芯材襖(和洋間仕切)

16mm芯材の場合、引手の「ツバ下」サイズが8mm程度まで余裕があります。念のため、ふすま引手の両面の「ツバ下」サイズと芯材の厚みを確認し、少し余裕を持たせて、ツバ下サイズは7.5mm程度のものを選ぶと良いでしょう。

※16mm芯材ふすまの押し入れ、間仕切り(引手穴が別位置)の2つの場合は、ふすまの厚みに余裕がある為、ツバ下サイズが7~15mm程度までの引手でも設置可能です(12mm芯材襖の上記図面参照)。

【引手の選び方】

用途に合わせて、ふすまの厚みに合った「ツバ下」サイズの商品を選択しましょう。

ふすまのスキマ確認

Check the clearance between the Fusuma

ふすまの設置状況によっても選ぶ引手が異なってきます。ここでは引手と「スキマ(引違い時のクリアランス)」の関係について説明します。まず、引手(金物)がふすまに設置された状態で、表面より手前に出ている箇所の名称を「表厚/ひょうあつ(※3)」と呼びます。

一般的にふすまによく使われる木製引手の表厚(ひょうあつ)は2mm以上。2mm以下では、木材の強度が保てない(製造過程で破損する)ことが理由です(金属製や樹脂製の場合は2mm以下のものもあります)。

この引手の表厚(ひょうあつ)に関係するのがふすまとふすまの「スキマ(引違いのクリアランス/イラスト内の黄色のスペース)」。開閉時のスキマが4mm以下と狭い場合、引手の表厚(ひょうあつ)がふすまの縁(フチ)に衝突し、特に木製引手の場合、引手本体が破損する可能性があります。

【引手の選び方】

ふすまとふすまのスキマ(引違いのクリアランス)が狭い場合(目安として4mm以下)、引手の表厚が2mm以下程度になる引手を選択しましょう(木製引手の場合は表厚が2mm以下の商品は少なく、金属製や樹脂製を検討するようにしてください)。

③.引手の取り外し方

具体的なふすま引手の取り外し方について、実際の方法をプロの方に取材してきました。プロの方は特殊な道具を使う場合がありますが、応用できる道具を探せばD.I.Y.の参考になると思います。是非とも動画をご覧ください。

ビドーブログ動画 キャプチャ画面

ふすま引手の取り外し方(2:26)

動画情報

内 容

    1. 接着剤止めふすま引手の場合
    2. 釘止めふすま引手の場合
    3. ハメ込止めふすま引手の場合
    4. 接着剤で外れない時は?
    5. 釘が食い込み外れない時は?

制作著作: ビドーブログ
収 録 :2023年2月1日
取材協力:丸松襖株式会社(大阪府)

ヘラを使う

①「ヘラ」を使う

ふすま引手を上手く取り外すには、引手とふすまの間に「ヘラ」などの平らで先の尖った道具を差し込むと取り出しやすくなります。引手の設置方法によってヘラを使うタイミングが違いますので注意しましょう。

丁寧に扱う

⓶取り扱いは丁寧に

引手を取り替える場合、丁寧に扱わないとふすま本体(特にふすま表面や引手穴周辺)に傷を付けてしまう場合があります。引手が新しくなっても、ふすま本体が綺麗でなければ本末転倒となるので、気を付けましょう。

便利グッズ紹介

この「引手用釘打ちセット」には引手を外す時の「ヘラ」だけでなく、「釘打ち」が付いています。釘止め式引手の場合、引手の釘は小さいうえ斜めに打たなくてはならないため、一般の金づちで打つのは大変です。しかし、この引手用釘打ちでしたら、軽く力を入れずに釘が入れられます。引手を外す引手の釘を打つの両方ができます。

③.引手の取り外し方

具体的なふすま引手の取り外し方について、実際の方法をプロの方に取材してきました。プロの方は特殊な道具を使う場合がありますが、応用できる道具を探せばD.I.Y.の参考になると思います。是非とも動画をご覧ください。

ビドーブログ動画 キャプチャ画面

ふすま引手の取り外し方(2:26)

動画情報

内 容

    1. 接着剤止めふすま引手の場合
    2. 釘止めふすま引手の場合
    3. ハメ込止めふすま引手の場合
    4. 接着剤で外れない時は?
    5. 釘が食い込み外れない時は?

制作著作: ビドーブログ
収 録 :2023年2月1日
取材協力:丸松襖株式会社(大阪府)

ヘラを使う

①「ヘラ」を使う

ふすま引手を上手く取り外すには、引手とふすまの間に「ヘラ」などの平らで先の尖った道具を差し込むと取り出しやすくなります。引手の設置方法によってヘラを使うタイミングが違いますので注意しましょう。

丁寧に扱う

⓶取り扱いは丁寧に

引手を取り替える場合、丁寧に扱わないとふすま本体(特にふすま表面や引手穴周辺)に傷を付けてしまう場合があります。引手が新しくなっても、ふすま本体が綺麗でなければ本末転倒となるので、気を付けましょう。

便利グッズ紹介

この「引手用釘打ちセット」には引手を外す時の「ヘラ」だけでなく、「釘打ち」が付いています。釘止め式引手の場合、引手の釘は小さいうえ斜めに打たなくてはならないため、一般の金づちで打つのは大変です。しかし、この引手用釘打ちでしたら、軽く力を入れずに釘が入れられます。引手を外す引手の釘を打つの両方ができます。

④.引手メーカー紹介

引手の選定基準や取り外し方はわかったけど、実際にどんな引手がどこで作られているのでしょう?ふすま引手はホームセンターのふすま関連コーナーに置いてあったり、Web通販で探すこともできますが、どうせ買うなら材質やカラー、デザインなどのラインナップのこと、生産地や耐久性などの品質のこと、なども気になるところ...。ここではふすま引手を「ブランド」として作っているメーカーを紹介します。

引手メーカー情報

 株式会社 ビドー

【概要】

  1. 業 種 :ふすま引手の製造・卸業
    創業は大正2年:開業は江戸時代...?
  2. ブランド:BIDOOR(ビドー)
    製品は木製、金属製、樹脂製と多種多様
  3. 特 徴 :多くのふすま引手業界初を保有
    WebやSNSなど、デジタル連携に積極的

④.引手メーカー紹介

引手の選定基準や取り外し方はわかったけど、実際にどんな引手がどこで作られているのでしょう?ふすま引手はホームセンターのふすま関連コーナーに置いてあったり、Web通販で探すこともできますが、どうせ買うなら材質やカラー、デザインなどのラインナップのこと、生産地や耐久性などの品質のこと、なども気になるところ...。ここではふすま引手を「ブランド」として作っているメーカーを紹介します。

引手メーカー情報

 株式会社 ビドー

【概要】

  1. 業 種 :ふすま引手の製造・卸業
    創業は大正2年:開業は江戸時代...?
  2. ブランド:BIDOOR(ビドー)
    製品は木製、金属製、樹脂製と多種多様
  3. 特 徴 :多くのふすま引手業界初を保有
    WebやSNSなど、デジタル連携に積極的

ふすま引手選定 3つの特徴

BIDOOR(ビドー)はふすま引手の老舗メーカー(創業100年を超える社歴)です。BIDOOR(ビドー)製のふすま引手には選定に役立つ、以下の3つの無料サービスがあります。

①詳細図面

ふすま引手の選定に重要な要件を、引手購入前に襖に合わせて確認する必要があります。でも、Webページの詳細図面を見れば重要箇所が一目瞭然!スマホ、タブレットPC、PCともに閲覧可能なので、安心です。

⓶特徴と分類

ふすま引手のラインナップは、用途によって非常に多くの種類や品質グレードに分かれています。イメージと用途の両方で引手を選定できるよう、Webページには色・形・仕様など、様々な独自の検索機能があります。

③PDFカタログ

現代のプロに使われている「定番ふすま引手カタログ」を発行していますが、公式PDFカタログがWebページからダウンロード可能。ラインナップの概要が分かり易く、QRコードのWeb連携も進行中。

ふすま引手選定 3つの特徴

BIDOOR(ビドー)はふすま引手の老舗メーカー(創業100年を超える社歴)です。BIDOOR(ビドー)製のふすま引手には選定に役立つ、以下の3つの無料サービスがあります。

①詳細図面

ふすま引手の選定に重要な要件を、引手購入前に襖に合わせて確認する必要があります。でも、Webページの詳細図面を見れば重要箇所が一目瞭然!スマホ、タブレットPC、PCともに閲覧可能なので、安心です。

⓶特徴と分類

ふすま引手のラインナップは、用途によって非常に多くの種類や品質グレードに分かれています。イメージと用途の両方で引手を選定できるよう、Webページには色・形・仕様など、様々な独自の検索機能があります。

③PDFカタログ

現代のプロに使われている「定番ふすま引手カタログ」を発行していますが、公式PDFカタログがWebページからダウンロード可能。ラインナップの概要が分かり易く、QRコードのWeb連携も進行中。

多くの業界初製品

BIDOOR(ビドー)ではプロ向けにふすま引手を製造していますが、老舗(しにせ)の名に似合わず、業界初のふすま引手製品やプロジェクトを数多く作っています。

フレルテ(700×500)

フレルテ

清潔感を重視する世代の為の
世界標準技術認証シリーズ

焼杉(700×500)

焼杉

伝統工芸と特許製法で実現した凹凸加工の最高級木製シリーズ

だんだら(700×500)

だんだら

かわいく、上品なシルエットで
新世代の和を灯す実用新案

watomos(ワトモス)(700×500)

ワトモス

「和」の技術と精神を
住空間に残す為の事業

多くの業界初製品

BIDOOR(ビドー)ではプロ向けにふすま引手を製造していますが、老舗(しにせ)の名に似合わず、業界初のふすま引手製品やプロジェクトを数多く作っています。

フレルテ(700×500)

フレルテ

清潔感を重視する世代の為の
世界標準技術認証シリーズ

焼杉(700×500)

焼杉

伝統工芸と特許製法で実現した凹凸加工の最高級木製シリーズ

だんだら(700×500)

だんだら

かわいく、上品なシルエットで
新世代の和を灯す実用新案

watomos(ワトモス)(700×500)

ワトモス

「和」の技術と精神を
住空間に残す為の事業

コンテンツ活用

BIDOOR(ビドー)は和風インテリア分野で、WebやSNSを通じて様々なコンテンツ活用を行っています。

ビドーパル2023C(700×500)

Web販売

自社開発のWebダイレクトショップだけでなく、アマゾン、楽天市場、ヤフー、モノタロウなど、2023年春時点の主要な建築金物通販サイトで製品を販売。マーケティングデータを製品開発に活かしています。

りのべの夢夫くん(700×500)

マンガ連載

BIDOOR(ビドー)抗ウイルスシリーズFlerute(フレルテ)の販促活動の一環として、コロナ禍・室内ウイルス対策のオリジナル4コマ漫画「りのべの夢夫くん」をWebとSNSで連載。Webメディアで話題となりました。

和映え(700×500)

和映え

手軽に室内に和を灯す「和映えセット」のWeb販促活動の一環として、某アニメヒロインの箱を模した「和映え収納 BOX」が抽選で当たる「和映えプロジェクト」を実施。同時に民法テレビで話題となりました。

御神木(700×500)

製作動画

1500年の歴史ある霊山の御神木を切り出して、ふすま引手を製作するプロジェクトを曹洞宗岩屋寺(がんおくじ:福島県の寺院)と共同で実施。製作過程の動画制作を行い、Youtubeで公開しています。

コンテンツ活用

BIDOOR(ビドー)は和風インテリア分野で、WebやSNSを通じて様々なコンテンツ活用を行っています。

ビドーパル2023C(700×500)

Web販売

自社開発のWebダイレクトショップだけでなく、アマゾン、楽天市場、ヤフー、モノタロウなど、2023年春時点の主要な建築金物通販サイトで製品を販売。マーケティングデータを製品開発に活かしています。

りのべの夢夫くん(700×500)

マンガ連載

BIDOOR(ビドー)抗ウイルスシリーズFlerute(フレルテ)の販促活動の一環として、コロナ禍・室内ウイルス対策のオリジナル4コマ漫画「りのべの夢夫くん」をWebとSNSで連載。Webメディアで話題となりました。

和映え(700×500)

和映え

手軽に室内に和を灯す「和映えセット」のWeb販促活動の一環として、某アニメヒロインの箱を模した「和映え収納 BOX」が抽選で当たる「和映えプロジェクト」を実施。同時に民法テレビで話題となりました。

御神木(700×500)

製作動画

1500年の歴史ある霊山の御神木を切り出して、ふすま引手を製作するプロジェクトを曹洞宗岩屋寺(がんおくじ:福島県の寺院)と共同で実施。製作過程の動画制作を行い、Youtubeで公開しています。

⑤.引手販売サイト紹介

ビドー引手は大手通販サイトで購入することができます。でも、ここでは通販サイトの中で最もお得に購入できる方法をご紹介します。それは直販サイト「ビドーパル」の利用です。ビドーパルは引手メーカー「ビドー」がシステム開発・運営している直販サイトで、ふすま引手だけでなく、プロアマ問わず約5000名の会員様に建築金物を販売しています。

ふすま引手購入 3つのメリット

ビドーパルでふすま引手を購入する場合の便利な特徴は以下の通りです。

カタログ2(700×500)

品揃えが豊富

ビドー公式カタログの全商品が購入できます。また、ふすま引手に特化した検索軸(12mm両面可、引手の止め方、引手形状など)があるため、プロ・アマ問わず、必要な製品が探し安いのが特徴です。

無料登録2(700×500)

無料登録がお得

大手通販サイトでの販売には出店手数料が必要ですが、直販サイトは出展料がない分、お客様還元しているので価格が安い。無料登録するだけですぐに購入開始可能。登録後に必要メールのみの受信設定や退会も簡単。

セキュリティ万全

万全のセキュリティ

世界標準のSSLとHTTPSサーバにより暗号化通信での全面運用。つまり、登録やWebの利用が原因の迷惑メールはありません。またログイン後のお客様だけの価格表示やクラス別セールで、プロも納得のセキュリティ。

大型アップデート

ビドーパルは、自社でシステム開発・運営を行っているWebサイトです。お陰様で新規会員数も増加し、各方面からの改善要望もあることから、2023年春に大型アップデートを行い「一般の方も利用できる建築金物専門のビジネス卸サイト」へ生まれ変わることとなりました。

…とは言うものの、ご利用は無料で始められますし、プロだけでなくアマチュアの方でも、もちろんご利用可能です。また、今登録(無料)しても、リニューアル後にもご利用サービスは引き継がれますのでご安心を…。

具体的な変更の概要は以下の通り。

図面(700×500)

クラスサービス

今までのランク価格ではなく、さらにお得な特典の多い「クラスサービス」に変更されます。注文数量による単価変更(ボリュームディスカウント:VD)で、さらにお得。

ビドー製品検索(700×500)

幅広い決済方法

各種カード支払だけでなく、月1回の後払い決済「Paid(ペイド)」を導入。決済セキュリティはさらに強くなり、便利さ、使い安さも格段に向上します。

カタログDL(700×500)

特別オファー

お客様の事情に合わせたオファー(取引条件)をもとに見積書作成したり、クラスサービスの価格より安く購入するためのご相談が、各ページから簡単にできます。もちろんセールも!

ふすま引手を買うなら

ビドー引手 直販サイト「ビドーパル」

直販サイトだから大手通販サイトよりも安い。ふすま引手だけでなく、プロ・アマ問わず約5000名の会員様に建築金物を毎日販売しています。

ふすま引手購入 3つのメリット

ビドーパルでふすま引手を購入する場合の便利な特徴は以下の通りです。

カタログ2(700×500)

品揃えが豊富

ビドー公式カタログの全商品が購入できます。また、ふすま引手に特化した検索軸(12mm両面可、引手の止め方、引手形状など)があるため、プロ・アマ問わず、必要な製品が探し安いのが特徴です。

無料登録2(700×500)

無料登録がお得

大手通販サイトでの販売には出店手数料が必要ですが、直販サイトは出展料がない分、お客様還元しているので価格が安い。無料登録するだけですぐに購入開始可能。登録後に必要メールのみの受信設定や退会も簡単。

セキュリティ万全

万全のセキュリティ

世界標準のSSLとHTTPSサーバにより暗号化通信での全面運用。つまり、登録やWebの利用が原因の迷惑メールはありません。またログイン後のお客様だけの価格表示やクラス別セールで、プロも納得のセキュリティ。

大型アップデート

ビドーパルは、自社でシステム開発・運営を行っているWebサイトです。お陰様で新規会員数も増加し、各方面からの改善要望もあることから、2023年春に大型アップデートを行い「一般の方も利用できる建築金物専門のビジネス卸サイト」へ生まれ変わることとなりました。

…とは言うものの、ご利用は無料で始められますし、プロだけでなくアマチュアの方でも、もちろんご利用可能です。また、今登録(無料)しても、リニューアル後にもご利用サービスは引き継がれますのでご安心を…。

具体的な変更の概要は以下の通り。

図面(700×500)

クラスサービス

今までのランク価格ではなく、さらにお得な特典の多い「クラスサービス」に変更されます。注文数量による単価変更(ボリュームディスカウント:VD)で、さらにお得。

ビドー製品検索(700×500)

幅広い決済方法

各種カード支払だけでなく、月1回の後払い決済「Paid(ペイド)」を導入。決済セキュリティはさらに強くなり、便利さ、使い安さも格段に向上します。

カタログDL(700×500)

特別オファー

お客様の事情に合わせたオファー(取引条件)をもとに見積書作成したり、クラスサービスの価格より安く購入するためのご相談が、各ページから簡単にできます。もちろんセールも!

ふすま引手を買うなら

ビドー引手 直販サイト「ビドーパル」

直販サイトだから大手通販サイトよりも安い。ふすま引手だけでなく、プロ・アマ問わず約5000名の会員様に建築金物を毎日販売しています。

ビドーブログ
ビドーパル三角(透明化)
watomos-紫_5700ff透明化(596×536)
ビドースタッフ(透明化)
rogo
フレルテ(英語 透明化)
ビドーブログ
ビドーパル三角(透明化)
watomos-紫_5700ff透明化(596×536)
ビドースタッフ(透明化)
rogo
フレルテ(英語 透明化)

※1.
古来は「和紙」を緩衝材(かんしょうざい/クッション)にして、引手裏に巻き付けて水溶性糊で固定し、巻き付ける厚みで微調節を行っていました。しかし、和紙でなくても巻き付けて厚み調整ができる紙質の素材なら代用できます。接着剤が浸透しやすく、適度な弾力性があって柔らかめの紙質のものなら、ふすまの開閉時に緩衝材(かんしょうざい/クッション)が剥がれ落ちないようにしっかりと引手穴に設置できるので、おススメです。

※2
一部のプロの方は、紙問屋から襖紙を購入する際に襖紙が巻かれている「芯:紙製」を組み合わせて使っているようです。例えば、二寸(60mmφ)の引手穴に寸六サイズ(裏寸50mmφ)の引手を設置する場合など、大量に引手を交換する際には、予め適用する緩衝材を準備しておけば、非常に効率が高いようです。

※3
表厚(ひょうあつ):「ふすま引手の部位(またはそのサイズ)」の名称。ふすま引手を引手穴(ふすま設置用の穴)に装着した状態で、ふすま表面から出ているふすま引手の部位を指す。ふすま引手製造・卸企業 株式会社ビドー旧会長(故:長野良夫/旧株式会社ナガノ 3代目社長)が命名。

※取材協力:丸松襖株式会社(大阪府)